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実録クリエイティブ24時。広告制作現場のミス&トラブル20連発。

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どんなに時間をかけて、いい広告をつくっても、ミスがあると一発でマイナスになってしまいます。

どうしても人がチェックするものなので、100%ミスを出さないというのは不可能。私も年に数回はミスっています。

広告制作現場で仕事をしているコピーライター&グラフィック・デザナーのあなたへ。今やっている作業でのミスに少しでも気付いてもらえるように、いままでにやったことがある、ありがちなミス&トラブル20連発です。

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1.ページ物の制作の際に、ファイルをするための二穴加工をするということを忘れていて、センターをよけずにデザインして、文字が欠けてしまった。

2.ほぼ正方形に近いのだけれど若干違う、電車のドアに貼ってあるステッカー。天地、左右のサイズを逆にして制作・印刷してしまった。

3.入稿データを作る際に、元データを残さないでアウトラインデータに。そういう仕事に限って改版が発生。写植のようにアウトラインデータの文字を一文字ずついじることになった。

4.キャッチやタイトルなど、大きな文字に限って、ミスに最後まで気付かないまますすめてしまった。

5.初校で入れていたアタリの文字が最後まで残っているのを気付かないで入稿してしまった。

6.解像度の足りないアタリ画像のまま入稿。

7.アタリで入れていたレンポジを、借りるのを忘れて入稿。

8.ロイヤリティフリーじゃない写真を、クライアントが勝手に二次使用。

9.2校の直しを初校データに入れて、クライアントに3校出し。前に直したところが元に戻ってしまい、赤字が管理不能に。

10.ミスしやすいと分かっているので何度も見直しているのに、それでも校正ミスをしてしまう文字ベスト3:人名・曜日・会社名

11.観音・片観音折りで、折り返しの寸法を短くするのを忘れた。

12.イラストレーターのデータ入稿時に、配置画像を収集する際、同じ名前を付けてしまっていた別画像が1枚になってしまい、差し替わってしまった。収集ソフトを使うと、収集の際に別名に振り分けてくれるのだけれど、CCの「パッケージ」 という画像収集機能を使用したら、同名・別画像を認識してくれなかった。

13.最近のコピー機からの出力のクオリティが高すぎて、印刷すると見劣りしてしまい、色が違うとクレームになった。

14.コストを下げるためネット印刷で印刷。色校も出していないのに、色が違うとクレームがついた。

15.グーグルマップを参考に地図をトレースしたのだけれど、目印の銀行がパチンコ屋になっていた。

16.入稿直前に校正ミス発見。ギリギリで修正したら、その際にデザイナーがついでに別の所をいじってしまい、かえって大きなミスをひきおこした。

17.写真が左右逆版になっていた。

jo18.和食のマナーの説明カットとして、箸と茶碗、味噌汁が並んでいるイラストをフリー
素材で見つけて使用。何故か箸が左右逆向きだった。

 

19.家電量販店の新聞折り込みチラシで、限定セール商品を一ケタ少なく掲載。朝イチで並んで自らゲットし、被害を阻止。

20.写真に写っている車のナンバーを消し忘れ。

中には、印刷屋で気が付いて未然に防げるものもありますが、印刷屋もとんでもないミスをするので、自分で作った制作物の品質管理は、やはり自分でしっかりと責任を持ちたいものです。

 

まとめ

コピーライターになりたての頃、朝から晩まで校正校正、また校正の日々を過ごしていました。

当時は、文字を読まないようにして、文字の並びを追いながら、一文字ずつつぶしたり、文章の後ろから、一文字ずつ校正をしていました。

今は老眼で、そもそも文字が見えないので、できるだけ人まかせにしていますけれど。

印刷物に比べると、web広告はすぐに直せるという甘えがあるのか、ミスがメチャクチャ多いですよね。

私のブログも、誤字・脱字、変換ミス、文法ミス・・・かなり多いです。気がついたら直してます。スミマセン。

taka

ものによってはひと文字のミスで、数百万円が吹っ飛びます(一千万円単位になると、さすがにチェックのフローに校正マンを立てます)。たった1つのミスで信用を地に落とし、取引を切られることもあります。

ミスって本当に恐ろしい。

制作者はもっと、自分の作ったものを世の中に出すということに対する責任を持って、真剣にチェックするべきです。

せっかく苦労して作った広告が、間違ってもマイナスを生み出すことになりませんように。

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