グラフィックデザイナー求人中。いまどきの言い訳は介護が主流。
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高知東生、酒井法子、舛添要一、介護を騙る。
高知東生は、義父の介護に専念するため芸能界を引退。
酒井法子は、裁判で介護の勉強をしていきたいと宣言。
舛添要一は、母親の介護経験が政治家転身のきっかけ。
○ 高齢者人口は3296万人、総人口に占める割合は25.9%と共に過去最高
○ 8人に1人が75歳以上 (総務省:人口推計 平成26年9月15日現在)
高齢社会にどっぷりとハマってしまった今となっては、介護問題が健常者に大きくのしかかってくるのは自明の理。
私は、介護する間もなくガンで母を亡くし、父は脳梗塞で要介護だったのですが、弟が亡くなるまで面倒を見てくれました。
義理の父母は健在なのですが、それでもいつ我が身に降りかかってくるかわからない。まったくの他人事ではありません。
「介護」といえば、共感を得やすい。
「大変なんだなぁ」と思ってもらえる。
「ウソでしょ」なんて突っ込もうものなら、人としてどうかと思われてしまうわけで、ヘタな言い訳でも逃れることができてしまいます。
グラフィックデザイナーの空白期間は介護。
介護とブログ・タイトルのクラフィックデザイナーの求人が、どうつながるのかというと、現在、私が勤めている広告代理店では、グラフィックデザイナー絶賛募集中。
応募してくる人たちは、もれなくいくつもの会社を渡り歩いているので、面接の際、自己紹介とともに職務経歴と転職の理由を話してもらいます。
転職の理由の大半が、業務悪化による先行き不安やリストラ、倒産。
その次に多いのが、スキルアップのため。
ほとんどこの2つなのですが、1割くらいの人が
“親が病気になって、介護しなければいけなくなった”
という理由で、仕事を休職しています。
特に会社と会社の間に数ヶ月から1年くらいブランクがあると、「その間、親の介護をしていた」という人が結構います。
で、今はどうなのかと聞くと100%の人が
「元気になったので、仕事を再開しました」
と答える。
マジか?
グラフィックデザイナーのあなたへ。介護理由は絶対にヤメた方がいい。
親戚が死んだ
とか
親が倒れた
なんていうのは、ドタキャン・ずる休みの定番の言い訳。
就職浪人の定番の言い訳は
親の介護。
あなたが思っている以上に多いです。だからホントにウソくさく聞こえます。
ウソだとしたら、まだ「いい就職先を探していた」といった方が良いです。
ホントだとしても、30〜40代の働き盛りに、親の介護を優先するグラフィックデザイナーなんて雇いません。
「東京から田舎に帰って親の面倒を見なければいけなくなったので、前の会社は辞めました」
また倒れたら辞めちゃうのかと思ったら、絶対に採用しませんよね。
まとめ
兄弟はいるんですか?
実家に兄がいます。
じゃあ親の面倒はお兄さんが見られますよね?
・・・。
と、面接中にボロを出してしまう人もいます。
かといって、本当に大変で、貯金も底をついてしまって…と身の上話をされても、採用にプラスにはなりません。
介護
をはじめ特殊なプライベートな事情は、ビジネスシーンでは極力オフレコにしておきましょう。