愛に、仕事に、人生に。新しい出会いが生まれる、人に好かれるコミュニケーション術。
コミニュケーションって、ほんとうに難しいものです。
メルマガ、ブログ、SNS・・・インターネットを介してかつてないほど密なコミュニケーションを図ることができるようになりましたが、やはり基本はリアルなコミュニケーション。
人と対峙したとき、相手に好意を持ってもらうために。
実践してみて欲しい5つの方法をレポートします。
Contents
議論をしない
仕事の席でも、お酒の席でも、意見の食い違いで議論になることって多々あると思います。
議論の目的は、相手を論破すること。
お互いにそう思って議論を続けます。そこで、立ち止まって考えてみてください。
相手を論破したとして、あなたの自尊心は満たされますが、相手の気持ちはどうでしょうか。
また、相手の意見が、本当にあなたにとって否定すべき内容ばかりだったのでしょうか。
議論の末、相手を論破して溜飲を下げたところで、自尊心がほんのちょっと満たされるだけですが、相手には劣等感を与えるばかりか、相手の意見の中に正当性や学ぶべき点があったとしても、すべて否定してしまうことにまります。
もったいない、と思いませんか。
自分を受け入れてもらうためには相手を受け入れる必要があります。
議論に勝ったところで、なにも得るものはありません。
議論を避けて相手の意見を聞き、勝敗ではなくて、そういう意見もあるんだなぁと、相手を受け入れることではじめて、あなたも相手に受け入れられることができるようになるのです。
人の誤りを指摘しない。自分の誤りはすぐに認める。
100%正しい人なんて、1人もいません。
そう主張する人はたまにいますが。
相手が明らかに間違った場合、鬼の首を取ったように相手の間違いを指摘したり、上から目線で訂正したりしていませんか。
相手と意見が違ったときに、相手をたたきのめすような反論をのべたりすることはありませんか。
どんなにあなたが正しくて、正論を突きつけていたとしても、たいていの場合は、相手の自尊心を傷つけ、反感を買うだけです。
もし相手が間違っていたとしても、相手の意見に正当性はないか、反論することで問題が解決するのか、その結果自分はなにを得て、なにを失うことになるのか、立ち止まってじっくりと考えた上で、発言することを心がけましょう。
相手の意見に敬意を払うことなく、自分の意見を受け入れてもらえることはありません。
また、自分が間違ったときは、下手な言い訳をせず、すぐに間違いを認める謙虚さが大切です。
イエスと答える話題だけを選ぶ。
人と話をするときは、共感できる話題で話を進めましょう。
こちらから話を振る際には、すべてをイエスと答えさせる方向に持っていくことが大切です。
常に肯定的な話をすることによって、相手の心理も肯定的な方向へ傾いていきます。
イエスといわせ続けることで、あなたに対して否定的な意見をぶつけてくることはなくなるでしょう。
相手の立場に立って話をする。
相手に自分のことや考えを理解して欲しくて、自分ばかり話をしてしまっていませんか?
大抵の人は、あなたと同じように、自分のことを知って欲しいという強い要求を持っています。
自分で話すことをガマンして、相手に話をさせ続けましょう。
勝手にどんどんしゃべってくれれば、あなたは相手のことを理解しやすくなります。
すべて話し終えたら、相手からあなたのことを聞いてきてくれるはず。
それまでは、徹底して聞き手に回りましょう。
話の中で、明らかに間違っていることや、おかしいと思ったことに対しても、それを指摘したり、否定してはいけません。
間違っていることを正すなら、相手が自分で気がつき、自分で思いつくように話を仕向けるようにしましょう。
どうすれば相手が楽しく過ごせるか。
自分の話をどう思うか。なんと答えるのか。
相手の考えていること、望んでいることに自分の頭を同期しながら話をすれば、自ずと相手はあなたに好意を持ってくれるはずです。
ドラマチックな演出をする。
揺れる吊り橋を渡ったドキドキを、一緒に吊り橋を渡った相手に対するドキドキだと勘違いし、恋愛感情だと思い込んでしまう「吊り橋効果」というのをご存じかと思います。
日常のコミュニケーションの中にも、ドキッとする演出を加えると、好印象を与えやすくなります。
以前、一緒に仕事をしていた、元ホテルのマネージャーをやっていた男性は、女子社員の誕生日をチェックしていて、全女子社員の誕生日に、朝イチで、机の上にバラの花とバースデーカードを置いていました。
そこまで徹底していれば、好意を持たれないはずがないですよね。
相手を喜ばせるための演出を考えて、それを実行することは、人と人とのより良い関係をつくる大きな架け橋となるのです。
リアルなコミュニケーションが希薄になりがちなネット時代だからこそ、人と人との関係づくりにおいては、相手に対して泥臭いまでの気配りが必要です。
自分を受け入れてもらうために、まず相手を受け入れることからはじめましょう。
あなたにとって、一人でも多くの人との、
より良い出会いがありますように。