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ゆずも、いきものがかりも。ストリートミュージシャンの路上ライブは、騒音でしかないと思っていた。

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夕方になるとどこかから湧いてきて、駅前でパフォーマンスを始めるストリートミュージシャンたち。

私も高校生の頃、ほんの一瞬本気でミュージシャンを目指していたのですが、1歳下の弟のギターがうま過ぎて、弟を超えることはできないと早々に挫折。以来現在に至るまで、様々な音楽を聴く側として楽しませてもらっています。

ちなみに弟はミュージシャンの道へ進み、超大物プロデューサーの右腕として音楽業界で活躍していました。

そんな音楽好きな私なのですが、昔からストリートミュージシャンが大嫌いです。

 

Contents

私はストリートミュージシャンが嫌いだ!

嫌いな理由 1
聴きたい時に聴きたい音楽だけを聴きたい。

聴きたいと思っていない音楽を、無理矢理押し付けられる苦痛。BGMとして控えめに流れているわけでではなく、ストリートミュージシャンは、「自分の音を聴け!」とばかりに、土足で聴覚を踏みにじっていきます。聞きたくない音を聴かされるということに関して、私にとっては政治家や街宣車の演説と何ら変わりません。

嫌いな理由 2
人に聴かせるほどうまくない。

プロを目指していて、そこそこ上手い奴もいますが、所詮素人。趣味の域を出ず、人に聴かせるレベルではありません。
地元の駅に、何年もずっと同じ場所で演奏している奴がいますが、歌も演奏もいつまでたってもヘタくそなまま。聴かせるのなら、もっと練習してうまくなる努力をしろと言いたい(でも関わりたくないから言わない)。しかもそういう奴に限ってオリジナル曲を演奏していない(自己満足満載のオリジナル曲も、気持ち悪くて嫌だけど)。いまだに尾崎豊とか浜田省吾の曲を弾き語りで歌っちゃう。完全なる自慰行為。路上一人カラオケは勘弁して欲しいです。

嫌いな理由 3
そもそも違法行為。

許可をとって演奏しているストリートミュージシャンがいるわけがなく、警察に通報するのも大人気ないから目を瞑っているだけで、基本は迷惑行為。
渋谷の交差点で馬鹿騒ぎしている若者たちと本質は変わらない。

嫌いな理由 4
ただただ、うるさい。

ちょっと大きな駅になると、何組ものミュージシャンたちが集まって演奏しているのはよくある光景。小さな駅でも、10メートルと離れていない場所で、複数のミュージシャンが演奏していたりします。そうなると、大きな音を出したもの勝ち。機材の差が音に出る。ただうるさいだけ。

嫌いな理由 5
結局アマチュア。

ストリートミュージシャンの中で多少うまい奴らでも、路上でファンを集めて、ファンが増えたらライブをやって、いつかはプロデビューしたいと思っている程度のアマチュアばかり。ライブハウスの告知をしていたり、自主制作盤のCDを売っているミュージシャンもいますが、ストリートミュージシャンからプロになって売れるなんて、ほんのひと握りどころか、小指の爪の先ほどの確率もありません。
そんな演奏を聴くくらいなら、Baby Metalを聴いた方がどれだけマシか。

 

もしもストリートミュージシャンが嫌いじゃなかったら・・・

というわけで、私がどれだけストリートミュージシャンがキライなのかわかっていただけたかと思います。
今でもストリートミュージシャンを見ると、心の中で「チッ」と舌打ちをしてしまいます。

とは言うものの、昔から今のようにストリートミュージシャンがあちこちにいたわけではなく、私が最初にストリートミュージシャンに対して「チッ」と舌打ちをしたのは、およそ20年前のこと。

毎晩飲み歩いていた街に、或る日突然ストリートミュージシャンが現れます。そして見かけるたびにお客さんの輪が広がっていく。ちょっと気になって、ちらっと聴いてみると、ギター弾き語りの男性デュオが、一昔前のフォークソングを歌ってる。「小室哲哉全盛の時代に、売れるわけねーじゃねーか」と舌打ちをしたのが、ストリートミュージシャン嫌いのはじまりでした。

その後、ギター弾き語りの男性デュオは「ゆず」としてブレイク。

ストリートミュージシャンとして見かけた頃よりも、大きな舌打ちをすることになります。

そんな「ゆず」のおかげでストリートミュージシャンが流行ってしまい、その後も増え続けていく中で、私のストリートミュージシャンに対するHateは募るばかり。

その後引越しをして移り住んだ街でも、極力ストリートミュージシャンを無視して過ごしていました。

程なく、その街からストリートミュージシャンがデビュー。
J-Popシーンを一気に駆け上がることになります。

そして今年10周年。『超いきものまつり2016 地元でSHOW!! 〜海老名でしょー!!!〜 / 〜厚木でしょー!!!〜』を開催。地元は大いに盛り上がりました。

というわけで、ストリートミュージシャンへの偏見のおかげで、2組のビッグなアーティストのデビュー前の演奏を、すっかり聴き逃してしまいました。

最近、ちょっとだけストリートミュージシャンを見直すきっかけがありました

先日、地元の駅に出没する、尾崎豊とか浜田省吾の曲を弾き語りで歌っちゃう、歌も演奏もいつまでたってもヘタくそな路上一人カラオケ野郎をディスっていたら、話を聞いていた営業の女の子が、「へこんで泣きそうだった時に、そのミュージシャンに慰めてもらった」とカミングアウト。
歌を歌ってもらった後に、「これが切れたら、きっといいことがあるから」と言って、指にリボンを巻いてくれたそうです。
歌も演奏もヘタだけれど、ストリートミュージシャンの心はとてもピュアでした。

なんだ、すごくいいやつじゃん。

そのリボンが切れた日に、大きなプレゼンを落としたのは単なる偶然です。

というわけで、今度ストリートミュージシャンを見かけたら、ちょっとは聞いてやってもいいかなぁ、と思いはじめている自分。

これが俗に言う、パラダイムシフトというやつなのでしょうか。

 

 

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