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デザイナー、コピーライターはクラウドワークス、ランサーズ使用厳禁

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クラウドワークスとは
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」はオンラインのお仕事マッチングサイトです。 エンジニア・デザイナー・ライターなど、100種類以上のお仕事を得意とするプロフェショナルのご登録があり、 ホームページ作成やiPhoneアプリ開発、ロゴマークやチラシデザイン、ネーミングやテープ起こし・文字起こしなどのお仕事を発注いただけます。 低予算で手軽に、安心して利用できるサービスとして、官公庁や上場企業のご利用実績も豊富です。

クラウドソーシング「ランサーズ」とは
国内最大級の クラウドソーシング サイト・ランサーズは「仕事を依頼したい人」と「仕事をしたい人」が出会う、仕事マーケットプレイスです。
ホームページ制作、アプリやシステム開発、ロゴやイラスト作成、ライティング、タスク・作業など、141カテゴリの仕事が、日々、ランサーズ上で行なわれています。

 

最近流行りのクラウドソーシング。

企業から官公庁・個人まで様々なクライアントが、外注したい案件をサイトにて一般公募。
グラフィックデザイナーやコピーライターは、サイトに掲載された案件を選んでエントリー。
クライアントとクリエイターをマッチングするというサービスです。

安い給料でこき使われているグラフィックデザイナーやコピーライターにとって、簡単に登録できて、案件も揃っているので、ちょっとした小遣い稼ぎに最適。

副業としてはもちろん、がっつりやればフリーでいけるんじゃないか、と勘違いするグラフィックデザイナー、コピーライターも、もしかしたらいるのではないかと思います。

 

でも、プロとして仕事をしている、もしくは仕事をしていこうと思っているグラフィックデザイナー、コピーライターは、絶対にクラウドワークス、ランサーズに手を出してはいけません。

クラウドワークス、ランサーズを「やってみよう」と思っている(もしくはやっている)グラフィックデザイナーやコピーライターへ。

やってはいけない理由を3つにまとめたので、ぜひ参考にしてください。

Contents

やってはいけない理由 1 お金にならない

ブログやメルマガ、記事のライティングにしても、ロゴやカタログのデザインにしても、安すぎです。

安くてもやらないよりはマシ。

と思うかもしれませんが、そこにかかる労力を考えたら、他で稼いだ方がよっぽどマシ。

サイト記事:500円(max)×1日3記事=45000円/月。

デザインはもう少しマシな仕事もありますが、いずれにせよコンスタントに一定の金額を稼ごうと思ったら、かなりの拘束時間になります。時給換算したら、間違いなくバイトした方が稼げます。

やってはいけない理由 2 仕事にならない

クラウドソーシングのほとんどの仕事がコンペ。

プロフィールや過去の作品で判断されるものもありますが、ネーミングにしろロゴデザインにしろ、採用されなければお金にならない。
しかもキャッチやネーミング、ロゴ等の応募は100件以上の案件も多数。

もはやコンペではなくて懸賞です。

趣味のデザイン、趣味のコピーライティングなら、趣味でお金がもらえるのだから良いと思います。

プロのグラフィックデザイナー、コピーライターにとっては、素人の懸賞に手を出すことに。

遊びでやるのは良いけれど、絶対に仕事にしてはいけません。

 

やってはいけない理由 3 成長が止まる

それでもガッツリやれば、しばらくの間は月に数十万くらい稼げるかもしれません。
でも、その間ずっと一人の作業。
やってる仕事は素人に毛の生えたようなデザインか、セールスレター、ネット記事の類。

教えてくれる人もいないし、越えるべき壁もないし、成長する要素がまったくありません。

広告代理店やプロダクションにいれば、自分よりキャリアのあるクリエイターに教わったり、営業やクライアントとのコミュニケーションの中で、スキルが磨かれていきます。

ところがフリーになるとほとんど一人で作業することになり、自ら学ぶ時間も取れないので、完全に成長が止まります。

現在勤めている広告代理店にて、中途採用の面接をしているのですが、フリーのデザイナーの作品を見ていると、フリーで10年キャリアを積んでいても、ほとんどの人がその間、勤めていた頃にやっていた難易度までの仕事しかやってきていません。

フリーでは、ワンランク上の仕事を受けて、仕事をしながら成長するというリスクを負えないのです。

できる人は、一人では仕事をしない。独立しても事務所を作って、何人かで仕事をしています。

同じ理由で、派遣もNG。

元・派遣のグラフィックデザイナーの部下もいたし、クライアント先の担当が派遣のグラフィックデザイナーだったこともあるのですが、デザインがうまい派遣のグラフィックデザイナーを一人も見たことがありません。

グラフィックデザイナー、コピーライターとして、ずっとやっていくつもりなら、「一人でやる」という選択は、絶対にしてはいけません。

では、どうすれば良いのか

とはいっても、給料が安すぎてやっていけなかったり、コピーライターになりたくても求人がなかったり、わらをもすがる気持ちで、クラウドワークスやランサーズを利用せざるをえないグラフィックデザイナー、コピーライターも大勢いるのではないかと思います。

〈お金にならない〉のところで、

サイト記事:500円(max)×1日3記事=45000円/月。

という案件を紹介しました。

もしこれを、自分のサイトの記事として書いたとしたら、3か月で約300記事のサイトを作ることができます。

そして、そのサイトを正しく活用すれば、クラウドワークスやランサーズを使わなくても、直接クライアントを集めることができるようになります。

 

広告家 では、そういった情報も提供していきますので、クラウドワークスやランサーズを使ったことがある、もしくは考えたことがあるグラフィックデザイナー・コピーライターの方は、ぜひブックマーク&チェックをお願いします。

現在グラフィックデザイナー・コピーライター・サポートサービス準備中です。

 

せっかくグラフィックデザイナー、コピーライターというクリエイティブな仕事を選んだのに、クラウドワークスやランサーズに流れていったら、間違いなくクリエイターとしての未来はありません。

現役のクリエイティブディレクターとして、一人でも多くのグラフィックデザイナー、コピーライターと共に、いい仕事ができる環境を創って行きたいと思っています。

プロとしての夢とプライドを失うことなく、志を高く持って、一緒に新しい広告業界をクリエイトしていきましょう。

 

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Comment

  1. 橋本茂樹 より:

    クラウドワークス、ランサーズをちゃんと正面から否定されているサイトを初めて見つけました。内容読ませていただき、いちいち納得です。もはやコンペじゃなくて懸賞レベルっているのには、大賛成です。クライアントはたくさんの案が集まって比較ができるけど、質の悪いデザインばかりで、プロデザイナーは、ただでアイデア提供されるので疲弊どころか食っていけませんし、リスクも何にもなしにチャリンチャリンお金を儲けている他力のプラットフォーマだけです。こういったビジネスモデルはもう古いのではと思います。これでは下手したらクリエイティブ業界自体が、ダメになってしまいますし、これって下請け法や公取でもかなりグレーで違法行為ではないかと思います。また新しいマッチングのシステムが出てくるとは思いますが、自力で頑張りながら、記事を楽しみにしています。

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