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コピーライターの仕事とは。新しい広告のアイデアを生む5つの習慣。

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コピーライターとして仕事をするなら、毎日文章を書き、毎日コピーを書き続けるのは当たり前。
でもそれだけでは、いいコピーも、新しいアイデアも、生み出すことはできません。
コピーライターとしての腕を上げ、クオリティの高い仕事をコンスタントにこなしていくために。
5つのやるべきことを紹介します。

Contents

言葉を仕入れる。

コピーライターの基本は語彙力。
伝えたいこと、伝えるべきことを、適切な言葉に変換することが必要です。
そのためには、自在に使える言葉をどれだけインプットしているかが重要になります。

国語辞典に載っている言葉はもちろん、類語、四字熟語、諺、故事成語、オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語)、新しく生まれた言葉まで、ひたすら言葉を収集しましょう。

そして、新しく仕入れた言葉は、コピーを書くときに使ってみる。
使わなければ、使いこなせるようになりません。

ただし言葉を仕入れる際に気を付けなければいけないのは、その言葉が誰にでも理解できる言葉であるということ。
もしくは、理解できる言葉として伝えられる文章にするということ。

新しいから、カッコイイからといって、誰も知らない業界用語を羅列しても、なにも伝わりません。
でも、そんな文章がやたら多いのも事実です。このブログでも適切でない言葉をたくさん使ってしまっているので、以前の記事も少しずつ書き直すようにしています。

新しいものに飛びつく。

iPhone7が出たら、とりあえず使ってみる。
Baby Metalが流行っていたら、とりあえず聴いてみる。
「君の名は」がヒットしていたら、とりあえず映画館に足を運ぶ。

コピーライターは、ある程度ミーハーでなければいけません。
つねに新しいものにアンテナを張って、とりあえず飛びついて、その善し悪しを自分の感性で判断しましょう。
それが世間の評価とどれだけずれているか。自分の感性が時代にどれだけシンクロしていて、どれだけ時代と揺らぎがあるか。
その中から、ちょっと先の新しいものが見えて来るようになります。
それを自分の力で世に出せるかどうかが、コピーライターの本当の腕の見せ所なのです。

電車に乗っても座らない。

早くて終電。

毎日徹夜。

寝袋を持って会社に泊まる。

土日出勤は当たり前。

せっかく空いてる終電に乗れたのだから、座って少しでも休みたい。
そこで座ってしまうと、絶対眠ってしまいます。

でも、電車の中は、中吊り、窓上、ドア上、ドア横、広告がいっぱい。
それをチェックするのも仕事のひとつ。
座って寝たら、負けです。

常に自分を正しいと思い込む。

コピーライターやデザイナーって、他人や社会に迎合できず、我が道を行く職人気質のひとばかり。
みんな自己中心的です。
まわりに気を使っていたら、どんなにいいアイデアを出しても、絶対に取り上げてくれません。
ガンガン自己主張していかないと、いつまでたっても認めてもらえないのです。

もちえろん驕りたかぶるのはダメですが、他の人のアイデアがどんなに良くても、それに迎合せずに、自分のアイデアを通す。といっても、初めのうちはまったく通してもらえません。

他の人のアイデアを受け入れるのは、自分のアイデアが通せるようになってきてから。

コピーの善し悪しにしても、正確にジャッジできるものではありません。
悪いコピーはジャッジできますが・・・。
だから、せめて自分が書いたコピーは、自分だけでも一番良いコピーだとアピールすること。

世界はあなたを中心に回っているのです。

24時間コピーライターでいる。

キャッチコピーを考えるのに、オンもオフもありません。
どこで、なにがひらめくか分からない。考える脳を、閉じることはできません。

テレビを見ていても、友達と話していても、買い物をしていても、映画を観ていても、電車に乗っていても、子供と遊んでいても、そこで見て、聴いて、体験して、気がついたことのすべてが、コピーライターとしての仕事に繋がってきます。

コピーライターという職業は、職業ではなく生き方なのです。

いまでは、オンもオフもないワークスタイルを求めると、ブラックという言葉で一刀両断されてしまいます。
でも、コピーライターは自分で選んだ生き方なのだから、ブラック企業で働かされる以上に、365日休みなく考え続けなければならないのです。

コピーライターを続けるのって、しんどい。

いやぁ、コピーライターってほんとに大変な仕事ですね。

身体を壊すのはもちろん、円形脱毛症になったり、ウツになったり、さらには家庭を壊して、多くの人が離脱していくのをみてきました。

客観的に考えたら、まったく割に合いません。

それでもクリエイティブな仕事に魅力を感じて、コピーライターという職業を全うしたいと望むのなら、この5つの習慣をつねに頭の片隅においておいてください。

100%こなすのはムリだと思いますが、そもそもブラック以上にしんどい仕事だということが分かっていなければ、遠からず離脱組になること間違いなしです。

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