創造力を鍛える。アイデアを枯渇させない。脳を活性化させる。感情力の鍛え方。

会社勤めで日々同じ仕事や上司から指示を受けた仕事に追われていると、
“考える”力はどんどん衰えていきます。
そして、いざアイデアを出したり、企画を立てたりしなければいけない際に、
思考停止の状態に陥ってしまいます。

ルーチンワークに流されず、いつでも新しい仕事を想像し、
創造する力を発揮できるようにするために。

あなたの頭を常に回転させておくための方法を紹介します。

 

1 レッテルにとらわれない

昨年、国立大学に対して文科省は

「文学部や社会学部など人文社会系の学部と大学院について、
社会に必要とされる人材を育てられていなければ廃止を検討せよ」

という通知を出しました。
文系の学部での学びは、社会に出てもあまり役に立たない
というレッテルを貼ってしまったわけです。

では文系には数学が不要かというと、
経済学や経営学・心理学などを学ぶには
数学や統計など理系の知識が必要になります。

逆に、文章を書くには構成力が必要になり、
これはどちらかというと理系の頭。

理系の人が書いた文章の方が、
理路整然としていてわかりやすく、読みやすかったりします。

そもそも文系・理系と分けること自体が不自然で、
何を学ぶにも、双方の知識が必要。
文系不要・理系有利のような風潮は
論点がちょっとズレてしまっているように感じます。

既成概念や価値基準といったものは当然ベースして必要ですが、
それにとらわれすぎて自分で判断することを怠けると、
テレビのニュースやワイドショー、
ネットの三文記事に踊らされて大切なことを見逃してしまったり、
チャンスを逃してしまうことになります。

私が駆け出しのコピーライターだった24 年前、
ある家電メーカーから新しいビデオカメラのアイデアを頼まれました。

当時はまだVHS-C が主流で、Hi8 というテープが出始めの頃、
小型、軽量化がビデオカメラの進化の主流でした。
そして当時のビデオカメラは全てファインダーを覗いて
撮影するものだったのですが、私は先輩のコピーライターに、

ビデオカメラ自体に大きなモニターをつけたら、
覗かないで録れるし、録ったらすぐに見られるし便利ではないか。

という提案をしました。
すると、先輩のコピーライターは、

モニターなんて大きなもの付けたら邪魔だし、
撮ったものをすぐに見ることなんてしないでしょ。

と一笑に付し、家電メーカーに提案すらしてもらえませんでした。

すべてのビデオカメラに当たり前のようにモニターが付くようになったのは、
それから2~3 年後のことです。

誰もが知らず知らずにうちに、少ない経験則をもとに、
あらゆるものにレッテルを貼っていまいます。

今まで通りのものから、どれだけ頭一つ飛び抜けた発想ができるか。
そのためには、既成概念に囚われず、
貼られたレッテルを剥がしてみることがとても大切です。

知らず知らずのうちに周りに流されてこびりついてしまった価値観よりも、
目の前の真実と未来の姿を見抜く目を磨いていきましょう。

 

2 自分の創造力を信じる

アメリカの某会社の社長が、心理学者に依頼して、
社員一人ひとりの創造性を調査しました。
結果、創造性のある社員とない社員の比率は半々。
そして、それを分けるのは、
自分を創造的だと思っているか否かだけでした。

自分にアイデアがないと思ってしまったら、
その時点で創造性のない人になってしまう。

創造性のある人は、
アイデアがひらめくまで、考え続けているだけ。

あなたに必要とされているのは、
アイデアなんて世紀の大発明でも何でもなくて、
ほんのちょっとした気づき。

あなたの頭の中には、
まだ気がついていないアイデアがいっぱいです。

「自分なら絶対にイケる」

と信じて、取り組みましょう。
といっても、自分の頭を過信しすぎてまわりを見下すようになると、
そこで成長は止まってしまいます。

「自分以外みんなバカ」

なんてカン違い人間にならないように要注意です。

 

3 良いものはどんどんマネをする

新しい伝説となった、
「スターウォーズ/フォースの覚醒」。
私は公開日の翌日に観に行きましたが、
完全なるスターウォーズでした。
スターウォーズ第1 作目(エピソード4)は、
ストーリー、キャラクター、演出に至るまで、
黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』の影響を
たっぷりと受けています。
そのスターウォーズの影響をたっぷりと受けて
制作されたのが「スターウォーズ/フォースの覚醒」。
創造力は新たな創造力を生み、
それを受け継ぐことで、新たな力が生みだされます。

まさにフォースの力。

まったくの無から生み出すことを、

独創的創造力

といいますが、独創的創造力で社会的に
認められるものが作れる人を、天才と呼びます。

さすがに、私もあなたもいままでに、
“天才”の片鱗すら発揮することなく生きてきているはず。
まちがいなく凡人です。
では、どうすれば良いのか。
そこで登場するのが

模倣的創造力

です。

音楽にしても、映画にしても、
ヒット商品にしても、ビジネスにしても、
もはや完全オリジナルなんてありません。

過去の財産や成功事例を研究し、参考にし、
盗むべきアイデアをチェックして、
インスピレーションを得たり、
要素を掛け合わせてみたり、
二匹目のドジョウを狙ってみたり、
そこから新しいものが生まれてくることのほうが、
圧倒的に多いのです。

まったく同じものをパクるのはダメですが、
マネることでより良いものを生み出すことは創造のひとつなのです。

ビジネスだって一緒。
iPhone だって、ヒートテックだって、
一つの商品が売れれば類似商品が次々登場するし、

ネットビジネスだって、
似たような情報商材が山ほどあるし、

需要あるところには、
常に新しいものが次々と創造されていくのです。

あなたもまずは成功者のマネをすることから始めてみましょう。

 

4 記憶力を保つ

記憶力が衰えてきたらやるべきこと【その1】

〈図に描いて記憶する〉

ある実験で、少しややこしい図を見て覚えてもらい、
一時間後にその図を描かせたところ、
ちゃんと描くことができませんでした。

そこで今度は見せるだけでなく、
図を描かせた上で一時間後にもう位置どその図を描かせたところ、
再現性が大幅にアップしたそうです。

その差は、年齢が30 歳を超えると顕著になっていくそうです。
忘れたくないものは、まず描いて覚えるようにしましょう。

記憶力が衰えてきたらやるべきこと【その2】

〈人に話す〉

人に語ることによって「復習」することができ、
さらに伝わりやすいように語るために話を
「構成」することで、頭の中で情報整理することができます。
記憶するためには、そういった行動によって、
何度も頭に情報を刷り込むことが重要です。
とはいっても歳を重ねるにつれ、忘れてしまいたいことの方が
多くなっていくのも事実ですが。

“記憶力”を保つこと=頭の回転を保つこと。
そのためには、常に書いたり、話したり、
インプットとアウトプットを繰り返すことがとても重要。

もちろんそこから、新しいひらめきが生まれることも少なくありません。

 

5 ポジティブに考える

「自分なら絶対にイケる」

というプラス思考は、最先端の脳科学においても、
良い影響を及ぼすことが証明されています。

「絶対にイケる」と思っているときは、
一種の麻薬的快感をともなう興奮状態に陥ります。
そうすると、脳波はリラックスしたα波状態となり、
脳内ではβエンドルフィンが分泌され、
A10 神経も刺激を受けて記憶力もアップ。
その状態が続くと海馬における電気刺激が盛んになってタンパク質が合成され、
ニューロンの結びつきが強固になり、
筋トレによって筋肉が鍛えられるのと同様に、脳が鍛え上げられます。

・・・とにかく脳に良いことづくし。

ビジネスにおいてもプラス思考で望めば、
越えられなかった壁が少しずつ超えられるようになっていき、
ワンランク上のアイデアが生み出せるようになっていきます。

とはいってもデキもしないのにデキるとうそぶいたり、
現実に目を背けて楽観視するのは、プラス思考ではありません。

あくまでも、ビジネスに真摯に向き合った上で、
プラス思考を取り入れるようにしましょう。

6 常に新しいことに関心を持つ
常に新しいことにチャレンジしたり、
好奇心を抱き続けていないと、頭はどんどんサビていきます。

年を取ると共に体力や記憶力が失われていきますが、
この2つは気がつきやすいので、なんとか対策を練ろうとします。

ところが、年を取ると共にもっと失われやすくて、
もっと老化を促進していくものがあります。

それは感情力

社会に出ると、妥協したり、あきらめたり、
といったことをたくさん経験していきます。

それを重ねていくと感情はどんどん老化していき、
いつのまにか喜怒哀楽の表現が上手くできなくなっている自分に気付きます。

お笑い番組を見ても笑えない。
スポーツを見ても興奮しない。
恋愛映画を観ても感動しない。

人の死すら、“誰もがいつかは死ぬ”
なんて達観してしまうようになる。

そうなると、脳に対する刺激がなくなり、
βエンドルフィンの分泌がなくなり、
細胞の結びつきが弱まり、脳の力が衰えていきます。

あなたの脳の活性化を止めないように、

もう00 歳だから、、、

なんていうネガティブな感情は捨てて、
つねに新しいものに興味・関心を持って、
感動や興奮、そして喜びや愛情という感情を置き忘れてこないように、
毎日を若々しく生きて行きましょう!

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