流行最先端のNEWoManを訪ねて、新宿三丁目から南口へ。
4月15日、金曜日。新宿三丁目で打ち合わせの帰り道。
2016年3月25日、新宿駅新南口にオープンした「NEWoMan」の、エキナカ/エキソト&フードホール、本日営業開始。
ジャーン!
しばらく新宿をご無沙汰していたら、突然できていました。
ちなみにNEWoManはニュウマンと読みます。
英語表記は字面も良いし、意味も分かりやすいのですが、カタカナ表記にすると、ちょっと間が抜けてしまいます。
ネーミングって難しい。
ファッション・雑貨ショップが入っている高層棟は、華美な装飾を廃した、いまどきのシンプルモダンなデザインで統一されていながらも、最新スポットだけあってキラキラ感満載。
NEWoManのコンセプトは、
一生、輝く。
あたらしい時代を生きる、すべてのあたらしい女性のために。
ちょっとふるい男性の私にとってはアウェイ感いっぱいの施設です。
まず、建物の中に入って最初に思ったこと。どこを探しても、入口にフロアガイドが置いてない。
オープンしたばかりの商業施設なのに、チラシも置いてない。
エスカレーター横に掲出されているフロアガイドはすべて英語。視認性なんてまったく考えていない潔さ。
エレベーターホールにひっそりと、タッチパネルのフロア案内が設置されていました。
フロアのつくりもややこしくて、どこに何があるかわからない。
まず、メインの動線となる新宿通りからの入口は2階になるので、何階にいるのかを勘違いしがちです。
32階建の高層棟は、1階から4階までがアパレルや雑貨等のテナントが入った専門店街。5階から上がオフィスビルになっています。
もうひとつは7階までで、駅やバスターミナル「バスタ新宿」、レストランや保育所が入っている低層棟。
この2つが、2階でしか繋がっていません。
各フロア、それほど広くはないので、一回ぐるっとまわってしまえばすぐにつくりは分かるのですが、オープンしたばかりなので、結構みんな迷っていました。
行列ができているお店は数店舗。平日の昼過ぎということもあって、さほど混んでいるという印象はありませんでした。
そもそも新宿はどこに行っても人の波なので、多少の混雑具合ではまったく驚きません。
一通りまわってきたところ、当然のごとく、40歳過ぎの親父が心ときめくようなショップは一件もありませんでした。
それにしても“あたらしい女性”って、本当にこういうデザインが好きなのでしょうか。
店内探してやっとフロアガイドを見つけたのですが、小さくて読みにくくて、お店のカテゴリーも非常に分かりにくい。全く実用性がありません。
ちなみに新宿3丁目のルイ ヴィトンは、『ファイナルファンタジーXIII』の主人公をモデルに使ったポスターを掲出していました。
こっちは中二病しちゃってる。
はじめに見たとき、フォトショップでいじりすぎて、CGみたいになってしまったのかと思いました。
ホントにこんなデザインで、ターゲットの心を捉えることはできるのでしょうか。
個人的にはFF好きなのでアリなのですが、コアターゲットを考えると理解不能です。
グラフィック・デザインって、やっぱり難しい。