伊勢佐木町John John vs 本牧Boogie Cafe。横浜・酒と音楽とファーストフード。
Jhon Jhonは、伊勢佐木町の大人のオアシス
関内駅から伊勢佐木町商店街に入り、BookOffの角を右に曲がって福富町通りに入り、横浜ニューテアトルの隣にあるのがホットドッグスタンド「Jhon Jhon」。
名前の由来は、もちろんジョン・レノンから。
創業1974年。どこにでもあるようなチェーン店が軒を並べる今の伊勢佐木町において、昔から変わらぬ佇まいを見せてくれている数少ないお店のひとつです。
メインはもちろんホットドッグ。定番のソーセージから、コロッケ、ハンバーグ、ツナ、ベーコン、しゅうまいまで、16種類ものホットドックが230円〜420円で楽しめます。
が、私は一度も食べたことがありません。
私がJhon Jhonに行くのは、酒を飲むため。
ポークビーンズ、ピクルス、スペアリブ 、タコス、タンシチュー、ラビオリ、チーズetc…、豊富なおつまみに、ビール、ウイスキーはもちろん、ラム、テキーラ、ジン、ウォッカまで、普通のバー同様、各種アルコールが揃っていて、真っ昼間からジャニスやジミヘンやクラプトンを聴きながら、いい気分で呑んだくれることができます。
そもそもJhon Jhonのマスターが飲んだくれなので、昼間はお店にいたり、いなかったり。
店内が外から丸見えで、たまに常連っぽい人ばかりでちょっと入りにくい雰囲気を醸し出していることもありますが、一度席に着いたら、居心地の良さに一人でも飲み続けてしまう、大人の憩いの場です。
18席しかない狭い店内ですが、夜はライブもやってます。
ですがホントに狭いのと、ホントに常連っぽい人ばかりなので、ライブは行ったことありません。
Boogie Cafeは、本牧オールディーズ。
元町から16号線を磯子方面へ。本牧通り沿い、三渓園の入口をちょっと超えたところにあるのが、名前からして格好良すぎるオールディーズな雰囲気満点のハンバーガースタンド「Boogie Cafe」。
ネオンサインに満ちびかれて店内に入れば、完全にアメリカン・グラフィティの世界の住人になれます。
もちろん雰囲気と相まって、料理も酒も最高にウマい。
朝5時までやっているので、夜な夜な横浜で飲んでいた20代前半の頃、小腹が空くとバドワイザーでハンバーガーを流し込みに通っていました。
ただしこの店、最寄りの山手駅から徒歩16分。アクセスがちょっと不便。
当時、クルマで通っていたのはナイショです。
いまではクレイジーケンバンドのファンの聖地にもなっているようです。
20年以上ご無沙汰しているので、近々ハンバーガーを食べに行こうかなぁと思っています。
約25年前、バブルの頃に訪れていた当時から、ロックンロールへのオーナーのリスペクトが刻み込まれていた2店。
どちらもまだまだ現役。
この2店のカッコよさに比べたら、ハードロックカフェ横浜なんて、まったくの新参者です。