食べてはいけないものを排除したら、結局食べてもよいのは○○だけだった。

WELQが大炎上して非公開に追い込まれましたが、そもそもネットで得られる健康情報なんて、真偽のわからない都市伝説的なネタだらけ。
テレビをつければタレントが無責任な健康法をすすめ、本屋に行けばダイエット本が平積み、山積み状態。
そして次々と新しい情報が流れてきて、ちょっと調べてみると専門家ですら意見が分かれている。
正しいものを見極めようにも見極められないのが現状です。
このところちょっとお腹の周りが気になりだしたので、ダイエットでもしてみようかと思いつつ、食に関する情報をチェックしているのですが、ダイエットなんてしなくても、今の食生活をしていれば、そのうち痩せることがわかりました。
今のままの食生活で痩せる理由
パンは体に悪い
小麦、大麦、ライ麦などの穀物から生成されるたんぱく質の一種グルテン。これが原因となって、自己免疫疾患、下痢、腹部膨満感、過敏性腸症候群、潰瘍、腸癌、貧血、疲労感、骨や関節の痛みなどの症状を引き起こす場合もあるそうです。小麦から作られるパンには、そんなグルテンがたっぷり含まれています。
牛乳は体に悪い
乳たんぱくは、腸に大きな負担をかけ、免疫機能を狂わせるそうです。他にも牛乳には脂肪や乳糖などなど、骨粗しょう症、乳ガン、白内障、アレルギー、自閉症、発達障害などを引き起こす原因となる成分が含まれているとのことです。
電子レンジは体に悪い
ほとんどの栄養素を破壊し、食品を化学的に別のものに変質させるそうです。
トランス脂肪酸は体に悪い
マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸はプラスチックを食べているようなもの。海外では多くの国で使用が禁止されています。
一度使って酸化した油にもトランス脂肪酸が含まれています。
牛乳を飲みながら電子レンジで温めたパン食べ、フライドポテトをつまんだら、胃や腸が破壊され、アレルギーになって、精神まで病んでしまう。
すぐにげっそり痩せられます。
たんぱく質は体に悪い、のか
グルテンにも、牛乳にも、いろいろと体に悪いものが含まれているようなのですが、その中でも一番の悪玉が、異質なたんぱく質。これが体内に取り込まれることによって、免疫機能が狂い、アレルギーの原因となったり、体に様々な悪影響を引き起こします。
ですが、卵だって鶏肉だって牛肉だってダニだって花粉だって、総て異質なたんぱく質。だから、あらゆるものがアレルギーを引き起こす原因になり得る。
そうならない仕組みとして「消化」があるわけで、たんぱく質は消化によってアミノ酸に分解されて、そのアミノ酸を材料にして、人間のたんぱく質を作っていく。
その過程で間違って取り込まれてしまった異質なたんぱく質が体に悪影響を及ぼすこととなり、影響が出るかどうかは全て間違って取り込まれてしまった異質なたんぱく質の許容量に対する個人差。
しかもたんぱく質の過剰摂取は腎臓疾患や糖尿病性腎症を悪化させ、心筋梗塞や脳卒中の発症のリスクも高まるとのこと。
体をつくる上で欠かせないたんぱく質ですが、摂取バランスは、実はギリギリのところで保たれているようです。
いったい何を食べれば良いのだろう
肉食はダメ、魚が良い。
と言っている人がいれば、肉食のおかげで長寿になったという人もいるし、過去には魚を食べたおかげで致命的な病に侵されたこともあります。
使いまわして酸化した油は体に悪いというのが定説になっているけれど、NHKの番組では油の再利用は体に影響を及ぼさないと言っていました。
生野菜 VS 加熱野菜どっちがいいんだかわからないし、遺伝子組み換えの見分けもつかない。
カロリーオフより糖質オフ、糖質制限:ローカーボがこれからのダイエットの常識だったり、人工甘味料のアスパルテームがメタボを促進することが判明したり。
クリープを入れないコーヒーのように、化学調味料(うま味調味料)を入れない料理は、もはや味気なく感じられるようになっていたり。
結局何を食べても、体に異物を入れることに変わりありません。
突き詰めて考えると、人間の体に対して一番異質でない食べ物って
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人でした。
人にとって異質でないたんぱく質を取ろうとするなら、人由来のたんぱく質を取るしかないですよね。
そのうち髪の毛・爪・アカ摂取ダイエットなんていうのが流行ったりして。
とはいえ、以前、某コンビニエンスストアで無添加の食品を開発していた人が、「最近の人は食事で防腐剤をいっぱい摂っているから、死んでもなかなか腐らない」と、食品添加物の怖さを嘆いていました。人の体にも添加物がいっぱい蓄積されています。
不謹慎にも「腐らない方が、ドライアイス少なくてすむからいいじゃん」と思ってしまいましたが。
人を食ったような話で、すみませんでした。
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怖い