舛添要一氏、一問一答審議。品行方正は政治家の重要な評価ではない。
政治資金の私的流用問題が浮上している東京都の舛添要一知事について、東京都議会の自民、公明両党は、都議会総務委員会で、知事に対する「一問一答形式」の集中審議を実施する方針を固めた。
舛添要一氏はいつまで都知事の座に居座り続けるのでしょうか。
Contents
辞められない理由1
都議会に入ると夏のボーナス380万円がもらえるから
辞められない理由2
今辞めると、7月の参議院選と都知事選がかぶるから
辞められない理由3
そして、次の都知事選が2020年の東京オリンピックとかぶるから
さらに、次の候補が見当たらないから。
いろいろ言われていますが、やっぱり権力の座というものは、とても見晴らしが良いのだと思います。
東京で一番偉いんだから、すごい景色が見えるはず。
そんなもの、おいそれと手放したくないですよね。
そもそも政治家って、厚顔無恥で、人の痛みを何とも思わず、自己中心的で、ウソ・裏切りが平気でできて、集金能力がある人たちが出世できる職業。
いっていることとやっていることが同じ、裏表のない政治家なんて、地元のボランティア程度の活動しかできません。
騙し、騙され、仁義なき戦いの中で、モラルがある人が政治的能力を発揮できるわけがない。
人間的に優れた、聖人君子のような政治家なんて、国際社会で戦っていけません。
私生活で何をやっても、法に触れていなければどうでもいいです。それよりも大切なのは、政治家として、有権者のためにどんな貢献をしたのか。
そこが何も議論されず、やらかしたことだけを揚げ足とっても、正当な評価はできないと思います。
で、舛添要一氏の場合。
平成28年第二回都議会定例会知事所信表明にて
2020年大会を成功させ、その先に明るい未来を築く
活力とゆとりが支える、真に豊かな成熟社会を目指す
都民の生き生きとした暮らしを実現する
なんていうことを言っていますが、すべては東京オリンピックに向けてのことと、東京オリンピックを起爆剤にしたものばかり。
中身が何も見えてきません。そもそも東京オリンピックにしても、説明できないお金が流れていて、桝添しちゃってます。
結局政治家って、どれだけ非道な事をバレずにやって来れたか、バレてももみ消して来れたかで、どこまで出世できるかが決まるわけで。
舛添要一氏のオロカサ加減よりも、全部バレバレ、あの程度のことももみ消せない、自己危機管理能力が低い人間を都知事に選んでしまった、そして現段階でも他の候補がタレント議員(元)しか思い浮かばない、日本の政治の民度の低さを憂います。
集中審議も、どうせ同じことの繰り返しになるのだろうなぁ。