子どもを一流大学に合格させるために、親がやるべきたったひとつの大切なこと。

2017年、偏差値50を下回る横浜の某私立高校から、東大合格者が出たそうです。
私が中学生の時も、当時は偏差値40台だった逗子開成高校から東大合格者が出ています。

大学入試においてたまに、そういったミラクルがあるようですが…

小・中・高と私立校×塾に通わせ、どんなにお金をかけて勉強させても、難関といわれる大学に入れるのは一握り。
少しでもいい大学に入れたくて、いやがる子どもの尻を叩いて勉強させるバカ親がいっぱい。
テレビでエラそうに騙っている教育ママを見ると、そこまで管理して勉強させないといい大学に入れないなんて、自分の子どものバカっぷりをひけらかしているだけじゃないかと思ってしまいます。

子どもの進学のために、親がやるべきことなんてほとんどありません。
親が代わりに試験を受けるわけにもいかないし、受けたところで合格できる学力もないし。
結局は子どもが、自分の力で受かるしかないのです。

わが子を一流大学に入れるために幼稚園から心血を注ぐのは、親が三流だから。
親バカはほほえましい部分もありますが、バカ親は子どもにとって害にしかなりません。

親の役目は、子どもを導いてあげること。
そのために、私が心がけたのは3つのことだけでした。

1. やりたいことを見つけさせる

いやがる子どもの尻を叩いて勉強させるなんて、一番意味がありません。
自分のことを考えてみてください。それで勉強って身につきましたか?
勉強なんて、無理矢理させたところで、まったく身につきません。

やらせなきゃしないから。

ではなくて、自分でやりたいと思わせること。
子どもが興味を持つことを、自分で見つけさせること。
親の押しつけでは身につくものも身につきません。

私も自分の子どもに自分と同じものに興味を持ってもらいたくて、小さい頃から洋楽を聴かせたり、図書館に連れて行ったりしましたが、聴くのはアニソン、読むのはマンガ、まったく影響を与えることはできませんでした。
ところが近所の科学館に連れて行った際に、ボランティアの大学生がでんじろうの如く科学実験をしているのを見て、強く興味を惹かれたそうです。
PCも小学生の頃から使わせていたのですが、まだ学校で習っていないローマ字入力をあっという間に覚え、すぐに自在に使いこなせるようになり、ハイスペックなPCが必要なゲームをやるために、高1の頃には秋葉原へパーツを買いに行って自作していました。

勉強はさせるものではありません。
やりたいことをやるために、自らすすんでやるものです。

親にできること1

やりたいことを見つけさせるために、小さい頃から様々な経験をさせてあげる。

2. 学ぶ環境を見つけさせる

やりたいことが見つかっても、どうすればできるのかが分からなければ先に進めません。
学べる場所、導いてくれる人に、巡り会わせてやらなければいけません。

学校かもしれないし、塾かも知れないし、友達や先輩、親かも知れない。
今はネットで色々な人と繋がることができるので、そういったコミュニティで出会えるかも知れない。

でも、本当に自分が知りたいと思っていることをきちんと教えてくれて、さらに引き上げてくれる場所や人にはなかなか出会えません。

私は今でこそ文章を書いて生計を立てているのですが、中学生の頃は数学が大好きで、講談社のブルーバックスを読みあさっていました。その中に三角関数の話が出てきた時に、ちょっと理解できなかったので、中学の数学の先生に質問をしました。先生の答えは「高校で教わるからそれまで待ちなさい」でした。確かに簡単に答えられるシロモノではありませんが、以来その先生のことが大嫌いになり、数学も大嫌いになりました。

大学に行くことを目的として塾や家庭教師を探すのではなくて、教わりたいことを教えてもらえる環境を見つけることが何より大切なのです。

親にできること2

子どもが興味を持ったことに対して、できるだけ高いレベルできちんと学べる環境を与えてあげる。

3. 情報を手に入れる

やりたいことを見つけて、それを思う存分に学べる環境にいれば、親がなんにもしなくても、子どもは勝手に勉強しはじめます。

とはいうものの、自分がどんなレベルにいるのかということを知ることも大切です。

中学の成績なんて、通っている中学の中でしか通用しません。いくらクラスで頭が良くても、学区でどのレベルにいるのか、まったくわかりません。

私の住む神奈川県は高校受験に学区がないので、県内のどこの公立高校でも受けることができます。
高校野球で全国一番の激戦区だということでも分かる通り、神奈川県には公立157校・私立81校、計238校(平成26年度)の高校があり、その中から1校を選ぶわけで、入試情報がないと途方に暮れてしまいます。

というわけで、その一点に限っては、進学塾に頼らざるを得ないのが現実です。

情報が欲しいわけですから、大手に越したことはありません。神奈川県では、県央に強いSTEPと、横浜方面に強い湘南ゼミナールが2強。塾内の模試を受ければ、大抵の高校の合格率が分かります。

小さい塾や個別指導は、勉強のやり方を教えることがメイン。
そんなスタンスで勉強をしても、一流大学には入れません。
塾は情報を仕入れる場所として活用するもの。
勉強を教わりにいく場所ではありません。

親にできること3

できる限りの情報を収集してあげる。

私の息子がたどった道

私の息子は、もともとレベルの低い市立の小・中学校に通っていたのですが、白くて痩せててめがねを掛けてて運動が苦手で、格好のいじめられっ子に。
いじめっ子たちと離れるためにはレベルの高い高校に行かなければいけないということで、勉強をはじめます。
高校受験では、地域で一番の進学校を受験することに決めたのですが、レベルの低い中学校だったので、学校の進路相談はまったく当てにならず。
仕方がないので3年生の12月から学習塾のSTEPに通い、合格圏内にいることが分かり、安心して受験に望むことができました。

さらに、自分も子どもたちに向けて科学実験をしたい。
自分でソフトのプログラミングをしたい。

という思いがあって、高校に入ってからは理系に進み、そこで数学が大好きな先生と巡りあい、数学の魅力を教わります。
また、東工大に通っている部活の先輩からの話を聞いて、もっと数学の勉強をするために、東工大に行くことを決心します。

高校受験の時は、3ヶ月だけSTEPに通って高校受験しましたが、大学受験は自分で情報を収集できるので、試験慣れするための模試は受けていたものの、予備校の情報は不要。さらに予備校に通っている友だちからなにを教わっているのかを聞いたところ、復習がほとんどだということで、知っていることしか教えてくれないなら行く必要はないと、予備校には通いませんでした。

もっと数学の勉強をしたい一心で、自分の意思で勉強し続け、塾も通わず独学、現役で、東工大(5類)に合格しました。

結論

勉強はさせるものではなくて、自分の意思でするもの。
いい大学へ行くことが目的ではなくて、自分がやりたいことを極めるために学ぶもの。
その延長線上に大学があるわけで、大学が目的ではありません。

最近の大学ではエセ・リベラルアーツが流行り、入学してから勉強することを自由に選べる大学が増えていますが、結局学生に自分の意思がないだけ。
意思がからっぽな学生の頭が、からっぽなのは当たり前。
三流大学ほどそういったバカな学生を受け入れられるような学部構成にしているわけで、意思があればいい大学に行けるはず。

いい大学に通ったって、ダメなヤツはいっぱいいるし、学歴・偏差値がすべてじゃない。

なんていっているのは、偏差値が低い人だけ。
もちろんダメな奴はいますが、偏差値が低いヤツに比べたら圧倒的に少ない。
偏差値が高い人は、低い人とは別の価値観で生きています。

目標があって、意思があれば、自ずと自ら学びだし、学力が高まる。
だからいい大学へ、自然に入れるようになる。

学習の理由を明確化することで、特定のシナプスを持つ脳の特定部位周辺の髄鞘(ミエリン鞘)が厚くなり、これによって脳のシグナルが早く伝わるようになります。
目標を強く意識すればするほど、知識を早く学べたり、習得できたり、スキルを身につける能力に大きな違いが生まれるということは、脳科学の実験によって証明済みです。

いまの大学教育では、自ら課題を見つけ出し、解決する力を身につけさせることが大きな課題となっています。
それだけ受け身の学生が多いということ。

大学へ入ることが目標ではありません。学んだ事をどうやって活用するかということが大切なのです。高い目標を持てば、一流大学ですらその通過点でしかありません。

自ら決めた、明確な目標を持たせること。

これが、親がすべき受験対策のすべてです。

志なき一流志向は、豊田真由子を生むだけですよ。

 

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