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カントリー歌手、テイラー・スイフトからはじめる洋楽のススメ。

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テイラー・スイフトの売れっぷりがハンパないです。

とはいえ日本の洋楽人口は、マイケルジャクソンやプリンス、マドンナ全盛の80年代でも10%程度。今や1%もいるのかと思ってしまいます。レディ・ガガやワン・ダイレクション、アリアナ・グランデといった一部のミュージシャンしか売れていないのが現実。

テイラースイフトも、洋楽が低迷している日本で知名度の高い、数少ないミュージシャンの一人。なので、曲はなんとなく聞いたことあるけれど、よく知らない人の方が多いのではないかと思います。

10代の頃から洋楽ファンだった私としては、少しでも洋楽人口を増やすべく、テイラー・スイフトを入口として洋楽を紹介しようと思います。

テイラー・スイフト、2016年、『第58回グラミー賞』で「年間最優秀アルバム」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」「最優秀ミュージック・ビデオ」を獲得。「2015年最もホットな女性100人」の第1位に選ばれ、東京ドーム公演では2日間で計10万4千人の観客を動員。テレビをつければアップルのCFで踊りまくっている姿が流れてきます。

アップルでは、Apple Musicサービス開始の際に、3か月無料配信のサービスを行ったのですが、無料期間中の版権はミュージシャンに支払わないとしたティムクック(アップルの最高経営責任者)に、テイラー・スイフトが猛抗議(自分の利益のためでなく、すべての若手ミュージシャンために)。アップルと決裂し、Apple Musicでは配信されないのでは?
と話題になったのもつかの間、Apple側の全面謝罪で和解。

楽しそうに踊っているAppleのCFを見ると、自作自演のマッチポンプだったんじゃないかと思わせるくらい、その後のAppleとの関係は超良好。

 

本人の人気だけにとどまらず、彼女が絡んだミュージシャンまでもが売れるということで、ミュージックシーンに対する影響力も絶大。

ブリトニースピアーズやマイリーサイラスのように奇行もないし、経年劣化もない。

デビュー当時は17歳のちょっと垢抜けない田舎者の女の子だったのに、今やトップモデル並みのスタイル&ルックスにすっかり洗練されてしまい、もはや無敵状態。

2014年発売のアルバム1989からは

Shake It OffBlank SpaceStyleBad BloodWildest DreamsOut of the WoodsNew Romantics

と次々ヒットチューンが生まれています。

1989は、タイトルの通り、80sポップスをやりたいということで、80年代のキラキラエッセンスと、今のミュージックシーンの流行を取り入れて作られたアルバム。

日本では2014年度年間34位(ゴールドディスク[10万枚])、2015年度年間30位(プラチナディスク[25万枚])のセールスを記録しています。

もともテイラー・スイフトはカントリーミュージシャンで、1stから3rdまではカントリー色の強いアルバムだったのですが、4thアルバムはポップス食が強くなり、5thアルバムの1989で、ついにカントリー色を一掃し、大ブレイクしてしまいました。

彼女のデビュー曲は「ティム・マグロウ(Tim McGraw)」。

「ティム・マグロウ(Tim McGraw)」とは、日本ではあまり知られていないカントリーシンガーの名前なのですが、13枚のアルバムのうち10枚が『ビルボード』誌のカントリー・アルバム・チャートで第1位を獲得しているという、カントリーの大御所です。

テイラー・スイフトは、シャナイア・トゥエインを聴いてカントリーに興味を持ち、リアン・ライムスの影響を受けて、カントリー・ミュージシャンになることを決意したそうです。

 

シャナイア・トゥエインも、リアン・ライムスも、アメリカでは絶大な人気を誇るカントリー・ミュージシャンです。

シャナイア・トゥエインの3rdアルバム「Come On Over」は、カントリージャンルのアルバムとして全世界で4000万枚売り上げ、女性アーティストのアルバムとして歴史上最高の売り上げを記録。マドンナ超えちゃっています。
彼女の名前を知らなくても、4thアルバムのタイトル曲「UP」は聴いたことがあるのではないでしょうか。

 

リアン・ライムスは、わずか13歳にして「ブルー」でデビュー。グラミー賞ベスト・カントリー・ボーカル(女性)部門と、グラミー最優秀新人賞を受賞しています。また、「ハウ・ドゥ・アイ・リヴ」はビルボードチャートにおいて69週間ランクイン。11年後にジェイソン・ムラーズの「アイム・ユアーズ」が75週に記録を伸ばすまでは最長記録でした。

彼女たちの魅力は、なんといってもその透き通るような歌唱力と、歌声に込められた表現力。本当に歌がうまいです。

日本ではあまり馴染みのないカントリーミュージックですが、アメリカ国内で1億枚以上のアルバム売り上げを達成しているのは、エルヴィス・プレスリー、ビートルズ、レッド・ツェッペリン、イーグルスそしてもう一人、カントリー歌手のガース・ブルックスだけ。しかも1990年デビュー。つい最近のことです。

1位 1億7700万枚 ビートルズ
2位 1億3450万枚 エルヴィス・プレスリー
3位 1億2800万枚 ガース・ブルックス

なのにまったく日本での知名度がありません。私もいまだノーチェックです。

amazonで売ってないし、デジタル配信も公式サイトでしか行っていません。
日本で聞こうと思っても入手困難。ヤフオクが一番充実しています。

テイラー・スイフトからティム・マグロウ、シャナイア・トゥエイン、リアン・ライムス、ガース・ブルックスまで、洋楽の中でもさらに馴染みのないカントリー。実はアメリカでも大人気のジャンルというわけではありません。なのに記録的なセールスをあげるミュージシャンを排出しているのは、なんとも不思議です。

というわけで、紹介したミュージシャンの作品の中から、あなたのお気に入りの一枚が、見つかりますように。

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