Mac Book Pro、新型登場。買うべきか、買わざるべきか。

2016年10月28日、MacBook Proが約7年ぶりにフルモデルチェンジ。


Macのノートブック・ラインナップが一新されました。

・MacBook

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ディスプレイ:12インチRetinaディスプレイ
プロセッサ:1.1GHz または 1.2GHzデュアルコアIntel Core
メモリ:8GB 1,866MHz LPDDR3オンボードメモリ
ストレージ:256GB または 512GB PCIeベースオンボードフラッシュストレージ
接続:USB-Cポート×1
256GB:128,800円/512GB:158,800円

セカンドマシンとして、携帯性とデザインに割り切った、コアなMacファンのためのモデルです。

 

・MacBook Air

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ディスプレイ:13.3インチ(対角)LEDバックライトクリアワイドスクリーンディスプレイ
プロセッサ:1.6GHzデュアルコアIntel Core i5
メモリ:8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ
ストレージ:128GBまたは256GB PCIeベースフラッシュストレージ
接続:USB 3ポート(最大5Gbps)x 2/Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 1/MagSafe 2電源ポート/SDXCカードスロット/3.5mmヘッドフォンジャック
128GB:98,800円/256GB:118,800円

11インチモデルが終了。AirはMacBookと統合されて、無くなるのではないかと噂されていましたが、エントリーマシンとして、13インチだけが生き残りました。

・MacBook Pro

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13インチモデル
ディスプレイ:IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ
プロセッサ:2.0GHzデュアルコアIntel Core i5
メモリ:8GB 1,866MHz LPDDR3オンボードメモリ
ストレージ:256GB PCIeベースオンボードSSD
接続:Thunderbolt 3(USB-C)ポートx 2
¥148,800

13インチ Touch Bar搭載モデル
ディスプレイ:IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ
プロセッサ:2.9GHzデュアルコアIntel Core i5
メモリ:8GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ(16GBに変更可能)
ストレージ:256GB または 512GB PCIeベースオンボードSSD(1TB SSDに変更可能)
接続:Thunderbolt 3(USB-C)ポートx 4
256GB:178,800円/512GB:198,800円

15インチ Touch Bar搭載モデル
ディスプレイ:IPSテクノロジー搭載15.4インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ
プロセッサ:2.6GHz または 2.7GHzクアッドコアIntel Core i7
メモリ:16GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ
ストレージ:256GB または 512GB PCIeベースオンボードSSD(1TB、2TB SSDに変更可能)
接続:Thunderbolt 3(USB-C)ポートx 4

MacBook Proに、Touch Bar搭載モデルが登場。

今回の注目は、新機能を搭載し、デザイン、スペックもバージョンアップした新しいMacBook Pro。
Touch Bar搭載モデルはまだ未見ですが、Touch Barなしのモデル実機を触ってきました。
そのインプレッションも含めて、MacBook Proの新性能を紹介したいと思います。

指先の新しい使い方。Touch Bar & Touch ID

Touch Bar

今回の一番のテクノロジーの進化は、キーボードの上にあるファンクションキーをTouch Barに変えたこと。
ファンクションキーがあった場所に、ガラスの帯が配置されていて、アプリに合わせて様々な機能が割り振られます。

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・音量や明るさの制御
・iPhoneの電話やFaceTime通話の受信
・パレット表示による色の選択
・メッセージやメールで絵文字を表示

自分の日常よく使うコマンドをTouch Barに割り振って、指先で操作できるようになりました。

Touch ID

iPhoneのホームボタン同様、IDを指紋で認証。Macのロック解除やApple Payの決済も指先で触れるだけでできるようになりました。

どちらも便利な機能ではあるのですが、特に斬新な機能ではありません。
ギミックとしては面白いけれど、使い勝手はどうなんでしょう。

そもそも私はまったくファンクションキーを使わないので、そこにどんな機能が追加されても多分使いません。

それよりも、トラックパッドが2倍くらいに大きくなっているので、その上部あたりにあってくれた方が使い勝手が良さそう。
そもそも1cmくらいの狭いスペースにむりやり押し込まなくても、モニターをタッチパネルにすればいいのにと思ってしまいました。

デザインがさらにシャープに、コンパクトに。

13インチモデルが1.37 kg ・14.9 mm。15インチモデルが1.83 kg ・15.5 mm。
13インチモデルの実機を触ってきましたが、MacBookProの旧モデルに比べて、圧倒的に薄いです。
MacBookが薄くて軽すぎるので、さほどインパクトはありませんが、MacBook Airの13インチモデルは、1.35 kg ・17.0 mm。0.02kg重いだけで、MacBook Airよりもスタイリッシュ。
MacBook Airの存在意義は、低スペック・低価格しかなくなってしまいました。

キーボード、トラックパッドが仕様変更。

MacBookに採用されている、キーボードの沈み込みが薄いバタフライ構造をさらに安定させた第2世代バタフライ構造を採用。

また、前述の通り感圧タッチのトラックパッドも2倍広くなって、操作性をアップ。

キーボードの使い勝手は、好き嫌いや慣れもあると思うので、使っているうちに馴染むのではないかと思います。
また、私はマウス派なので、普段トラックパッドをあまり使いません。それでも旧モデルのトラックパッドで十分操作できるので、広くなってもそんなに操作性が向上したとは感じませんでした。

ディスプレイ & グラフィックス性能の向上。

Retinaディスプレイの美しさは相変わらず。
さらに67%明るいディスプレイになりました。

67%高いコントラスト比、sRGBより25%多い色、500ニトの輝度

よくわかりませんが、色の再現性が高まったことは、グラフィックの仕事をしているととてもありがたい。
けれど、デザインをするのにあまり適していない15インチという小さな画面では、宝の持ち腐れのような気もします。

またグラフィックスも最大130%高速に。
最新のゲームの表示はもちろん、15インチモデルではフル解像度4Kビデオの編集も可能だそうです。

 

ストレージ、プロセッサもより高速に、省電力に。

13インチでは1TB、15インチでは最大2TBのSSDがオプションで登場。
高速・大容量を叶えています。
プロセッサも一新。15インチでは最大2.9GHzクアッドコア。
フルパフォーマンスで、ドライヤーほどの電力を消費しそうですが、ネットサーフィンやEメールのチェックといった軽めのタスクでは、電力を節約することができるそうです。

最大のパフォーマンスを選ぶと428,800円にもなるマシンに、省電力なんてあまりきにすることはないと思いますが。

 

スピーカー性能が向上。

内臓スピーカーのダイナミックレンジが2倍、音量が最大58パーセント、低音が2.5倍大きくなりました。
高音質を求めるなら、そもそも内臓スピーカーは使わないような気がするのですが・・・。

廃止されると思っていたイヤホンジャックも残っているし、音質の追求はヘッドホンに委ねれば良いと思います。

 

外部接続ポートが一新。Thunderbolt 3を採用。

最大データ転送速度40Gb/s。USB 3の8倍の速度のThunderbolt 3が、Touch Bar搭載モデルに4ポート、Touch Bar非搭載モデルに2ポート付いています。

Thunderbolt 3は、14時間のHDビデオのコピー、25,000枚の写真のコピー、10,000曲のコピーが1分未満で終了。最大2台の4Kディスプレイにも対応し、双方の電力供給、充電もOK。アダプタがあれば既存の外部機器も使用が可能という超万能ケーブル。

転送速度の速さはものすごく魅力的ですが、外部ストレージから4Kモニタまで、フルに活用するとなると対応機器を揃えるのにかなりコストがかかってしまいそうです。

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結局、どのMacBookを買うべきなのか。

MacBookを調べたのは、そもそも現在使っているMacBook Proを買い換えようと思ったから。

〈使用中のモデル〉
Mid 2012、13インチ/2.9GHz/L3 Cache 4MB デュアルコアIntel Core i7。HDD・1TB/メモリ・4×2=8GBに換装済み

で、今回の発表を受けて、何を選択したのか。

Touch Bar搭載モデルは、完全に4K対応モデルでハイエンド過ぎ。
その割に、プロセッサーもメモリも非力すぎるのでアップグレードすると、20万円超のマシンになってしまいます。
さらにそのスペックを最大限活用するとなると、モニターも外部ストレージも買い換え。
高精細の動画編集をするのでなければ、完全にオーバースペックです。

Touch Bar非搭載の13インチモデルは、SSD搭載以外、今のマシンと大して差がないスペック。
薄くなって携帯性がよくなったのは良いのですが、現在1TBのHDDを整理しても、256のSSDには乗らない。512GBにすると20,000円アップで168,800円。1TBは60,000円アップで208,800円。
最近SSDが安くなっているので自分で換装しようかと思って調べたところ、最新のMacはバラしにくい上、市販のSSDに対応していませんでした。
ということで、薄くなっただけで168,000円は、ちょっとコスパが悪すぎ。

いずれにしても、ドライブを内臓していないので、外付ドライブは必須。

・・・というわけで、HDDをSSDに変えたら、ほとんどスペックが変わらないことに気づき、512のSSDを買って、今のマシンのHHDを換装することにしました。

では、これから買おうと思っている人は、何を買えば良いのか。

今オススメなのは、Apple品質認定の整備済製品のMacBook Air。
11インチ75,000円という破格値だったのですが、残念ながら品切れ。
今は13インチモデルが84,000円で出ています。

ストレージが128GBとちょっと少ないですが、かなりお買い得だと思います。

 

・・・とはいったものの、あなたは本当にMacBookを買いますか?

iPhoneの登場、スマホの浸透によって、パソコン市場は急激に失速してしまいました。

あなたの周りに、パソコンを持っている人はどれくらいいますか?
そのパソコンを毎日立ち上げている人はどれくらいいますか?

パソコンでやっていた大抵のことがスマホでできてしまう今、高校生・大学生のパソコン離れは激しく、文字入力はフリック入力なので、まともにキーボードを使えない人がほとんど。

MacBook Proと名乗っているくらいなので、MacBook Proが仕事に使うプロユース仕様なのは仕方ありませんが、ローエンドのエントリーモデルも、どれもユーザーにやさしくない価格と仕様。

もはやAppleは、そもそも減少していているライトユーザーを見限ったのではないかと思えるくらいの割り切り方です。

 

かつてはデザイン性や先進性で、Macのノートブックは高い人気を誇っていましたが、今ではwindowsマシンのデザインも洗練されてきて、スタイリッシュなものが増えています。

価格も性能も拡張性も、Macのマシンより優秀なものばかり。

よほどのこだわりがなければ、今のラインナップの中から、Macを購入するという選択はオススメできません。

私はずっとMacユーザーなのでメインはMacを使い続けますが、これを機に持ち運び用のサブ機には、windowsマシンを買おうかなぁと考えています。

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