グラフィック・デザイナー求人中。コピーライターは諦め中。求むクリエイティブ人材。

グラフィック・デザイナー募集中

1年以上前のこと。

いちデザイナーからやっとの思いで育て上げたADが、転職してしまいました。
当然スキルアップしたら、次のところへ行ってしまうのはこの業界では当たり前。
よくあることだと思っていたのですが、そのダメージは思った以上に大きなものでした。

求人をしても、ADからの応募がこない。
グラフィック・デザイナーもいない。
人員の補充がまったくできません。

2020年の東京オリンピック特需で、オリンピック公式スポンサーの広告を一手に抱える電通と、その下請けの仕事が増えたこと。

電通の過労死問題で、労働時間短縮のために、人員を増強しなければいけなくなったこと。

というわけで、多くのグラフィック・デザイナーが電通系に流れて行っているらしい。

そうなると、中小の代理店や広告制作会社には、なかなか応募がありません。

とはいっても、まったく来ないわけではなく、応募してくるグラフィック・デザイナーにはできるだけ会うようにしています。
猫の手を借りたいくらい忙しいのが現状なのですが、それでも採用にはいたらないのです。

グラフィックデザイナー・アートディレクター求人中。いい人材が集まらないクリエイティブ現場の危機的状況。

新しい年に心機一転、転職を考えているグラフィックデザイナーへ。
履歴書や面接で、なにを見るのか。採用する側として、なにを求めているのか。

面接でのヒントをお伝えするとともに、我こそはと思う方は、ぜひ一緒に働きませんか。

グラフィック・デザイナーに求める基礎スペック

出身学校

グラフィック・デザイナーは、努力だけでなれる職業ではありません。
美術が得意で、デッサンが上手くて、手先が器用で、絵画やアートを見るのが好きで…やはり最低限の才能が必要です。
そのハードルをクリアしているということを知るために、どうしても多摩美・武蔵美、その他美大卒、大学でデザイン系の学科を専攻している人を優先的に見てしまいます。
デザイン系の専門学校も、いまとなっては許容範囲。
それ以外の履歴の人は、面接しても、やっぱり基礎能力不足な人が多いので、期待値は低いです。
だから逆に、ちょっとでもいい仕事をしていると、すごくできるように見えてしまうこともあります。
多摩美なのにこの程度か・・・ということも少なくありませんが。
かつて、国立大学理系学部出身で、デザインセンスが劣っている部分を、知識でカバーしていたデザイナーもいました。

年齢

20代前半だと、まだまだこれから。40代も後半を超えると、その人のやり方がかたまってしまっているので、会社への対応力が低い。
採用したい20代後半から40代前半のグラフィック・デザイナーが、本当に求人市場に少ないです。

20代前半なら、やる気アピールしかない。40代後半以降は、まずは社会適応力をアピールすること。
ずっとフリーでやっていて、どう考えても会社組織でやっていけない人が、中途半端にデザイン力をアピールしても、“会社のルールを守れるはずがない”“どうせ長く続かない”という理由で、採用を見送ることがほとんどです。

キャリア

当然ですが、広告制作会社または広告代理店勤務。
それもあまり業種や制作物に偏っていない方がいいです。

チラシや店頭装飾ツール(POP)ばかり作っていたり、ひとつのクライアントだけをずっと担当していたりすると、対応力が低く見えてしまい、よほどぴったり合わないと採用されません。
得意な分野をアピールしながらも、対応力の広さを見せることが必要です。

転職理由

親の面倒を見るために、実家へ帰っていた。

年説の時に、という転職理由を告げてきた人がいます。
しかも一人ではありません。
転職理由に家庭の事情はNGです。
取り繕ったようなウソにしか聞こえないし、本当だとしても、同じ理由で辞める可能性があるから。
売り手市場の今では、採用したら少しでも長く勤めてもらいたい。
辞めてしまう理由がユルいと、なかなか採用に繋がりません。

ウソをつくなら、若いうちはスキルアップのため、キャリアを積んだ後は会社都合にしておきましょう。
かといって、辞めた会社の悪口をあまり言い過ぎるのもダメ。
ネガティブに話しすぎるのもダメ。

本当に仕事に困って面接に来る人は、マイナスオーラがこちらにまで漂ってきて、伝染しそうになります。
そんな人は、絶対に採用しません。

アポの取り方

仕事をしながらだと、なかなか面接の時間をフィックスできません。
やっと時間がとれても、ギリギリでクライアントから呼び出されることなんて日常茶飯事。

採用する側も同じ業界、分からないでもないので、ある程度は目をつぶることもありますが、やはりドタキャンはこちらの都合もあるわけで。

それにしても、二度も三度もスケジュールを変更してくる人が本当に多いです。
私は8回転職しているので、そうなってしまう理由もよく分かります。
とはいえ、面接に行かなければ話になりません。

「では、縁がなかったということで」

以前、面接をドタキャンしたときに言われた言葉です。
本気で仕事を探している人は、無理矢理有給を取って、時間を作って来る人もいます。
そういう人を不採用にするのは、やっぱり心痛むものです。

作品のセレクト

何でそれ持ってきたの?

と思うような作品や、古すぎたり、明らかに自分一人で作ってなかったり、見栄えはいいけれど力量が分からないものを持ってくる人が多いです。
作品集として綺麗にファイルしたり、製本までしている人もいますが、なかなか中身がともなっていません。

面接に行く前にホームページを見て、どんな仕事をやっているのかを把握して、必要としているデザイナー像を予測して、それに合わせて作品をセレクトして、プレゼンテーションする。
ということができるデザイナー(コピーライターもですが)を見たことがありません。

だらだら作品の説明をし続けるだけで、とにかく長くてつまらない。

キャリアのところで触れましたが、得意な分野をアピールしながらも、対応力の広さを見せつつ、役に立つところをアピールするのが作品の役目です。

見た目

人は見た目で判断してはいけないというけれど。
グラフィック・デザイナーが、センスの塊とはいわないけれど。

ぱっと見、垢抜けない人は、やっぱりデザインも垢抜けない。
奇抜な格好をしろとはいわないけれど、デザイナーとしての矜恃を持った見た目であって欲しい。

デザイナーは、やっぱり見た目もデザイナーであるべきです。

たま〜に、私服がとっても残念な、腕のいいデザイナーもいますけど。

あらためて、グラフィック・デザイナー募集中

電通系の求人のハードルが下がった今が、キャリア・アップの大チャンス。

 

転職するなら、まずはこちらから。

宣伝会議グループ「広告・Web・マスコミの転職はマスメディアン」

 

入社するまでは、面接される方は自分の腕を売り込みたいし、面接する方は腕のいいデザイナーを探している。
ということで、完全にフェアな関係です。

自分を安売りせず、かといって慢心せず、相手に失礼のないように、誠実に面接に臨むことが大切です。

それでも就職先が決まらないグラフィックデザイナーの方は、ぜひ面接のご相談をお待ちしています。

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