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アクセス目的だけのコピペ、リライトに終止符。コピーライターのリライト方法。

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DeNAのWelq問題以降、web上でのコピペ、リライト記事は一掃されました。

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リライトはライターの必須スキル

様々な資料を元にして文章を書く際に、出典を明らかにして引用することもありますが、自分の書いた文章に組み込むケースも少なくありません。その際に、そのまま使ってしまっては、無断引用(盗用)として、著作権に抵触することになります。
内容はそのままで、引用元がわからなくなるように書き直す。これをリライトと呼んでいます。

私がブログを始めた2年前、いくつかのセミナーでメルマガやブログの書き方のレクチャーを受けましたが、記事を書くための手段として、当然のようにリライト方法を教えていました。

“誰でも簡単にブログやメルマガの記事を量産できる”と謳っているセミナーの100%が、コピペ&リライトセミナーです。

さすがにまんまコピペはNGだと教えているし、リライトの方法も間違ったことを教えているわけではありません。

コピーライターにとっても、リライトは必須スキル。

有象無象のブログや無責任なwebコンテンツではなく、一流企業のや官公庁、学校法人等の、信頼性が求められるツールに文章を書くわけですから、文法や漢字の正確さはもちろん、著作権や薬機法(旧:薬事法)といったルールを犯すことは、絶対に許されません。

自分が書いた文章に対して、100%責任を持つ必要があります。

では、どうやってリライトした文章の精度を上げていくのか。

どこでも通用する文章を書くための、リライト術をご紹介します。

リライト方法〈基本編〉

リライトされた文章には、元の文章をただ入れ替えただけのものだったり、“だ”“である”を“です”“ます”に変えただけだったりするものも多く見受けられます。

まんまコピペよりはマシかもしれませんが、これだけではリライトとして不十分です。

基本的なリライトには、3つの方法を組み合わせて行います。

1 文章の入れ替え

単純に文章の順番を替えたものです。

この章の前文を例にすると

1)
リライトされた文章には、元の文章の段落をただ入れ替えただけのものだったり、“だ”“である”を“です”“ます”に変えただけだったりするものも多く見受けられます。

2)
まんまコピペよりはマシかもしれませんが、これだけではリライトとして不十分です。

3)
基本的なリライトには、3つの方法を組み合わせて行います。

をリライト→

3)
基本的なリライトには、3つの方法を組み合わせて行います。

1)
リライトされた文章には、元の文章の段落をただ入れ替えただけのものだったり、“だ”“である”を“です”“ます”に変えただけだったりするものも多く見受けられます。

2)
まんまコピペよりはマシかもしれませんが、これだけではリライトとして不十分です。

印象は多少変わりますが、これだけでは元の文章がわかってしまいます。
意味もちょっと不自然に。そこでこれを整えていきます。

2 文章の書き替え

元の記事を、意味が変わらないように、少しだけ書き直します。

基本的なリライトには、3つの方法を組み合わせて行います。

リライトされた文章には、元の文章の段落をただ入れ替えただけのものだったり、“だ”“である”を“です”“ます”に変えただけだったりするものも多く見受けられます。

まんまコピペよりはマシかもしれませんが、これだけではリライトとして不十分です。

をリライト→

リライトの基本は、3つの方法の組み合わせです。
元の文章の段落をただ入れ替えただけのものだったり、“だ”“である”を“です”“ます”に変えただけだったりするものもあります。まんまコピペよりはマシかもしれませんが、それだけではリライトとして不十分ですよね。

元の文章とは、大分変ってきていますよね。

3 単語の書き替え

さらに、使われている単語を、他の言葉に置き換えます。

ベーシックなリライト方法は、3つの手法のコンビネーション。盗用はもちろんNGですが、ベースとなる文章のセンテンスを入れ替えたり、語尾を変えるだけでは、リライトとして失格です。

最初の文章と、内容は変わらず、全く別物になっています。
ここまでできれば、リライトでも盗用になることはないと思います。

その人にだけしか書けない記事のような、内容のオリジナリティに関しては別ですが。

コピーライターのリライト方法

では、プロとして、コピーライターはどのようにリライトをしているのか。

●ネットや書籍から、他社の同様の商品・サービスまで、かたっぱしから資料を集めます。

●集めた資料の中でも、使えそうなものを分類・整理してテキスト化します。

●テキスト化した資料をもとに、情報を再構築。自分の言葉で、新しいコンテンツとしてアウトプットします。

●さらに、クライアントから直接聞いた、最新の専門情報を文章に加えます。

文章を書く際には、既存の情報を徹底的に調べ尽くし、さらに新しい情報を仕入れ、専門的な知識を全てインプットする必要があります。
コピーライターにとってリライトは、文章を書く上で、その一部に使われるテクニックに過ぎないのです。

1を伝えるためには、そのバックグラウンドの知識として10を知っている必要がある。

これがプロのコピーライターの基本です。

コピペライターから、真のコピーライターの時代へ

Googleのポリシーにもあるように、小手先のリライトで記事を粗製乱造するだけで、Gooole検索の上位に表示されることはNGとなったブログ・コンテンツにおいて、俄仕込みのコピペライターは終了。
これからは、取材力・構成力・企画力・独創力・文章力を持った、本当に役に立つ記事がかかける、本物のコピーライターが、ネットで活躍できる時代になりました。

コピペライターに反感を抱いているコピーライターへ。
ネットに苦手意識を持ってしまっているコピーライターへ。

今がネット参入・ブログを書きはじめる、絶好のタイミングですよ。

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